インフルエンザ治療薬のリレンザは予防にも有効

インフルエンザの治療薬の一つとしてリレンザがあります。
リレンザの場合は専用の吸入器を用いて吸入する薬であり、気道に直接作用して吸入して1分後にはウイルス抑制作用が働き始めます。
リレンザはインフルエンザの治療薬とは言ってもウイルスを退治する効果があるわけでは無いので、かなり増殖してしまってから用いても十分な効果が得られず、出来る限り症状が現れ始めたら早目に用いる事が大切となります。
また、治療薬としてだけでは無く一時的なインフルエンザ予防の効果もあります。
インフルエンザ予防の基本はワクチンの接種となり、リレンザはワクチンに代わる予防方法とはならないですが、家族にインフルエンザの感染者が出た場合に、緊急でインフルエンザ予防をしたいという場合に有効な方法です。
誰でも予防目的で用いるというものではなく、家族にインフルエンザ感染者がいて感染すると重症化する恐れがある人などに用いられ、予防の場合は健康保険が適用されないために治療よりも薬代の負担が大きくなります。
どうしてリレンザを用いてインフルエンザ予防や治療が出来るのかというと、ノイラミニダーゼ阻害作用があるためです。
ウイルスが細胞内で増殖した後に細胞から放出される際にノイラミニダーゼという酵素が関わっていて、この働きを阻害する事によって細胞内にウイルスをとどめておく事によって増殖していくのを防ぐのです。
また、リレンザが効果があるインフルエンザはA型とB型と呼ばれるものであり、C型に対しては有効では無いです。
ただ、C型のインフルエンザというのは感染力が弱く、感染しても症状も軽いためにC型に効かないといっても心配はいらないです。
副作用は発症しない場合もありますが、蕁麻疹、下痢、吐き気などの症状がある場合もあるので、何か異常があった場合は医師に相談するようにした方が良いです。