リレンザの静脈注射とは

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新型インフルエンザA型(H1N1)に感染したイギリスのがん患者において、吸入式の抗インフルエンザウイルス薬のリレンザを静脈注射し生命の危機から回復したという出来事が5年ほど前にありました。
このイギリス人女性は、リンパ組織に悪性腫瘍が出来てしまうホジキン病というものに罹患しており、化学療法で治療を受けていました。
化学療法の影響により、免疫力が下がってしまいH1N1ウイルスに対する防御が弱まり新型インフルエンザA型(H1N1)に感染してしまったという事です。
リレンザは本来吸入式で認可されている薬で、このイギリス人女性も最初は吸入指揮で投与していました。
しかし、吸入式でも効果は出ず2週間の間、次第に病状が悪化する一方だったとの事です。
生死の境をさまよう女性に、リレンザの製造元である製薬会社グラクソ・スミスクラインの特別協力を得て、家族と相談の末認可されていないリレンザを静脈注射するという方法に出たのです。
この賭けは大成功となり、病状は一気に回復し注射をしてから5日後には入院3日目から着用していた人工呼吸器も外せ自力呼吸が可能となり、1週間ほどで集中治療室から一般病棟に移れるほどだったという事です。
リレンザ静脈注射に関しては、成人だけでなく生後6ヶ月以降の子供でも使用可能で、その効果は非常に高いとされています。
もちろん、本来は吸入式の薬で静脈注射に関してはまだ問題があります。
その問題とは、腎疾患患者での用量調整の必要性や妊婦での安全性が確立されていない事などです。
この様にいくつかの禁忌事項はあるものの、重篤な症状に対しリスク以上の効果が期待出来ることから、それ以降研究が続けられています。